法華経とのご縁・お題目とのご縁そして当山との縁を今生に結び、生生世世に法華経に値遇し仏道を成じて欲しい。そのような願いから“法縁廟”と名付けさせていただきました。もう既に3体のご遺骨を埋葬されております。


“蓮生桜滅” 日蓮大聖人がご生誕された2月16日、庭の池泉に蓮華が咲き乱れ、10月13日ご入滅の日には、秋だというのに時ならずも桜の花が厳かに香り開いたとの故事から、日蓮大聖人のご一生を“蓮生桜滅”と表現致します。泥水に染まらず綺麗な花を咲かせる蓮の花。苦しみの多い現実の娑婆を御仏の住む浄土へするよう、限られた命を上求菩提・下化衆生に勤める生き方。これこそが本仏釈尊から末法の世に法華経を広めるよう委嘱を受けた本化地涌の上行菩薩の応現、日蓮大聖人のご一生そのものだと言えよう。

 

私が住む秋田県は、県内人口が110万人を下回り、65歳以上の人口割合は全国で2番目にと高く、人口減少率は堂々の全国第1位。更には、自殺・癌死亡率も全国第1位。全国でも少子高齢化【註 晩婚・未婚・子宝に恵まれず】が急速的に進んでいるのが我が街、秋田県の現状である。 経済状況の悪化に伴う商店街の「シャッター街化」そして就職難のため若い人たちが高校を卒業と同時に進学【註 そのまま都会で就職→結婚】・県外就職と地元を離れUターンする人たちは殆どいない状況である。我々世代【註 40代半ば〜50代後半】 の親は、子供に家を継いでもらいたいと願うも、帰って来ても就職先が皆無の状況、ましてや既婚者となると配偶者の意見も尊重せざるを得ない。その結果、子供たちに自分たちの老後を面倒見てもらわずに、老いたら老人介護施設にでも・・・と考えている人も少なくない。では自分の死後は・・・?生きている時でさえ、親は自分の子の幸せを願い迷惑を掛けられないと考えているのだから死んだら尚更のことである。そのような子を思う親の方々への時代のニーズに応え、合同塚(法縁廟)を建立しました。 納骨料は当山墓地志納金と同額です。【註 墓誌に法名等を刻む場合は別途3萬円かかります。】当山の檀家以外の仏教系の方々の納骨も可能です。 また毎年一回、合同塚に埋葬されている物故者の年回忌法要【註 ゴールデンウィーク中】・盂蘭盆会法要(8月16日午前中)・春秋彼岸会法要(3月・9月彼岸中)も都会に住む施主様【註 お子様】に代わりまして、当山よりご案内を差し上げ、施主様の手間の掛からないように開催させていただきますので、どうぞご安心下さいませ。

詳しくは

妙教寺  TEL:0187-53-2314 fax:0187-49-6288 
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